
Webライターを始めたいものの、不安に思っている方も多いですよね。私も2019年6月に始めた当初は、なかなか言葉が思い浮かばず、書き詰まってばかりでした。今回は、そんな私が続けられた理由を紹介した上で、Webライターに向いている人になれる方法を解説していきます。

まずは、向いている人と向いていない人の特徴を一覧で確認しましょう。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 文章を読む・書くことが好き | 自分の書きたいことだけを書きたい |
| 調べものが苦にならない | 調べる作業を面倒に感じる |
| 修正やフィードバックを素直に受け入れられる | 修正指示を否定と受け取ってしまう |
| スケジュール・自己管理ができる | 締め切りを守るのが苦手 |
| コツコツ地道な作業を続けられる | すぐに大きく稼ぎたい |

ここからは、Webライターに向いている人の特徴を10個紹介します。すべてに当てはまる必要はないので、今の自分に足りない部分を知る参考にしてください。

Webライターの仕事は、リサーチで大量の文章を読み、数千文字の記事を書くことの繰り返しです。ただし、得意である必要はありません。私も書き詰まってばかりでしたが、書くこと自体が嫌いでなければ、続けるうちに書けるようになります。

Webライターは、書く時間と同じくらい調べる時間がかかる仕事です。普段から気になったことをすぐに検索する習慣がある人は、その力をそのまま活かせます。

金融や美容、ITなど、案件のテーマはクライアントによってさまざまです。知らない分野でも一から調べて分かりやすく伝える作業を楽しめる人は、受注できる案件の幅が広がります。

ネット上には、古い情報や根拠のない情報も多く出回っています。たとえば、同じテーマでもサイトによって数値や制度の説明が違うことは珍しくありません。そんな時に、公的機関や企業の公式サイトなどの一次情報までさかのぼり、どれが新しく正確かを確かめられる人は、クライアントから信頼されます。

案件ごとに異なるテーマを調べるため、仕事をしながら自然と幅広い知識が身に付きます。たとえば、昨日は保険、今日は転職サイトの比較といったように、まったく違う分野を行き来することもあります。知らなかったことを知る楽しさを感じられる人は、リサーチも苦になりません。

Webの記事は、読者が悩みや疑問を抱えて検索した時に読まれます。たとえば「Webライター 向いてる人」と検索する人は、「文章が苦手な自分でもできるのか」「始めて後悔しないか」と不安を抱えているはずです。それなら、特徴を並べるだけでなく、「自分で判断できるチェックリストや苦手を補う方法まで載せよう」と考えられる人ほど、満足度の高い記事を書けます。

私は、これが最も大切な特徴だと考えています。Webライターの仕事はリサーチ・構成・執筆・見直しといった地味な作業の積み重ねで、始めてすぐに大きく稼げることは少ないからです。私も最初の月は文字単価0.2円・月収1万円でしたが、就活がうまくいかず追い込まれていたこともあり、やめずに書き続けました。その結果、少しずつ単価を上げられたんです。

在宅で一人で作業することが多く、上司に進捗を管理されることはほとんどありません。いつ・何を・どれだけ書くかを自分で決め、計画的に進められる人が向いています。

どれだけ良い記事を書いても、納期に遅れるとクライアントの公開スケジュールに影響が出ます。反対に、毎回納期を守るだけでも信頼を得られ、継続案件や単価アップにつながります。

本業の後に、毎日まとまった時間を取るのは簡単ではありません。朝の30分や休日の午前中など、書く時間帯をあらかじめ決め、無理のない量から始めましょう。

納品した記事に修正依頼が来ることは珍しくありません。私も記事の質が低く修正依頼を受けた時は、向いていないと落ち込みました。それでも指摘を読み返して受け入れたことで、次の記事に活かせるようになったんです。指摘を成長のチャンスと捉えられる人ほど伸びていきます。

案件には、指定の構成や表記ルールをまとめたマニュアルが付くことも多いです。ただし、指示がすべて細かく書かれているとは限りません。マニュアルに沿いつつ、記事で何を達成したいのかを想像して書ける人は、修正が少なく済みます。やり取りはチャットが中心なので、対面での会話が苦手でも問題ありません。

クライアントとのやり取りはチャットやメールが中心で、職場の人間関係に悩むことはほとんどありません。重度のコミュ障の私でも、文章なら返信前に落ち着いて言葉を選べるため、続けることができました。反対に、人と話しながら働きたい人は孤独を感じやすいかもしれません。

専門知識が必要なジャンルは書けるライターが少ないため、比較的高い単価で依頼されやすいです。実際の経験をもとにした記事は、調べただけの情報より説得力もあります。

たとえば、看護師や介護士の経験は医療・介護ジャンル、銀行や保険会社での勤務経験は金融ジャンル、不動産業界の経験は住宅・投資ジャンル、子育ての経験は育児ジャンルで強みになります。資格や趣味も武器になるので、一度自分の経歴を書き出してみましょう。

反対に、向いていない人の5つの特徴も紹介します。当てはまっても、工夫次第で改善できるものがほとんどなので、フィードバックをもらったら素直に受け取りましょう。

Webライターが書くのは、クライアントから依頼されたテーマについて読者が知りたい情報です。マニュアルで表現が決められていることも多いため、自分の考えを自由に発信したい人はブログのほうが合っているでしょう。

一度でも納期に遅れると、次の依頼をもらえなくなることがあります。原因の多くは作業時間の見積もりの甘さなので、1記事にかかる時間を記録し、余裕を持った納期で引き受けるだけでも改善できます。

修正依頼は記事をより良くするための指摘であって、あなた自身を否定するものではありません。修正のたびに落ち込んでいると、続けること自体がつらくなってしまいます。

自分の知識や思い込みだけで書くと、誤った情報を載せてしまうリスクがあります。調べるのが苦手な人は、信頼できる情報源をいくつか決めておくと負担を減らせます。

実績がないうちは低単価の案件から始めるのが一般的で、最初から高収入を得るのは難しいです。短期間で稼ぐよりも、長く続けてスキルを積み上げる意識が大切です。

次の15項目のうち、今の自分に当てはまるものの数を数えてみましょう。あくまで目安なので、直感で答えて大丈夫です。


この診断は、Webライターとしての適性を科学的に判定するものではなく、私の経験をもとにした独自の目安です。自分の得意・不得意を整理し、始める前に課題を把握するために活用してください。

必要な要素の多くを、すでに備えています。迷っている時間がもったいないので、まずはクラウドソーシングサイトに登録し、初心者歓迎の案件に応募してみましょう。最初の1記事を書き上げると、自信と課題の両方が見えてきます。

得意な部分を活かしつつ、苦手を補えば十分活躍できます。チェックが付かなかった項目が、これから伸ばすポイントです。最初から完璧を目指す必要はありません。

それでも諦める必要はありません。実際に書いてみないと、合うかどうかは分からないからです。私も始める前は向いていないと思っていましたが、続けるうちに数万円を稼げるようになりました。案件への応募が不安なら、ブログで書く習慣を付けることから始めてみてください。

Webライターに必要な力の多くは、才能ではなく経験で身に付きます。ここでは、適性を後から伸ばす方法を紹介します。

文章力は、書いた量に比例して伸びていきます。私も始めた頃は書き詰まってばかりでしたが、記事を書き続け、修正依頼の指摘を受け入れたり、Webライティングスクールで学んだりしたことで、質の高い記事を書けるようになりました。
書き詰まってしまう原因と抜け出し方は、以下の記事でも詳しく書いています。
Webライターが文章を書けない理由と、書けない状態から抜け出す方法

苦手なことは、ツールや仕組みで補えます。苦手を克服するよりも、カバーする仕組みを作るほうが早く結果につながります。

納期管理が苦手な人は、GoogleカレンダーやTrello、Notionなどのタスク管理ツールを使いましょう。リサーチ・構成・執筆・見直しの工程ごとに締め切りを設定しておくと、作業の遅れにも早めに気付けます。

私も修正依頼を受けた時は、文章生成AIを使って修正するなどして補いました。情報の整理や誤字脱字のチェック、言い回しの候補出しにAIを使えば、作業時間を短縮できます。ただし、AIの情報には誤りもあるため事実関係は必ず自分で確認し、AIの使用可否もクライアントのルールを確認しておきましょう。

どうしても合わない場合は、記事のチェックが得意なら編集者や校正者、進行管理が得意ならWebディレクター、自由に書きたいならブロガーという道もあります。Webライターとしての経験は、どの仕事にも活かせます。

自分に合うかを判断する材料として、Webライターの仕事内容や働き方、収入の目安も押さえておきましょう。

Webライターの仕事は、インターネット上で公開される文章を書くことです。クライアントから受け取ったテーマやキーワードをもとにリサーチし、構成を作って執筆・納品します。記事の種類は、主に次の3つです。

Googleなどの検索結果で上位表示を目指す記事です。読者が検索するキーワードから悩みを想像し、その答えを分かりやすくまとめます。初心者向けの案件が多く、私も最初はSEO記事から始めました。

企業の担当者や専門家などに話を聞き、記事にまとめる仕事です。相手の話を引き出す力や、録音を整理する力が求められます。SEO記事より単価が高い傾向がある一方、日程調整や事前準備も必要なため、慣れてから挑戦する人が多いジャンルです。

商品やサービスの魅力を伝え、購入や申し込みにつなげる文章です。レビュー記事やランディングページ、メルマガなどが代表例です。成果が売上に直結するため、高単価の案件も多くあります。

働き方は大きく3つです。副業は本業の空き時間に在宅で書けるため、未経験から始める人に最も多い働き方です。フリーランスは自由度が高い反面、案件獲得や収入管理をすべて自分で行います。会社員は制作会社などに所属し、安定した給与を得ながら経験を積めます。

収入は「文字単価×文字数」で決まるのが一般的です。初心者のうちは文字単価1円未満の案件も珍しくなく、私も最初の月は文字単価0.2円、月収1万円でした。実績を積むことで、単価は少しずつ上げられます。

文章生成AIによって激動の時代を迎えている、Webライターのリアルな現状について詳しく解説します。向いているかを判断するには、やりがいときつさの両方を知っておくことが大切です。

私が向いているかもしれないと初めて感じたのは、数万円でも自分の力で収入を得られた時でした。ここでは、代表的なやりがいを4つ紹介します。

パソコンとインターネット環境があれば、自宅やカフェ、旅行先でも仕事ができます。納期さえ守れば作業する時間帯も自由なので、子育てや本業と両立しやすいのが魅力です。

Webの記事は、何かに困って検索した人に読まれます。自分の記事が誰かの疑問を解消していると思うと、仕事への意欲も高まります。クライアントから感謝された時や、記事の成果を報告された時も、大きな喜びを感じられますよ。

金融や健康、ITなど、これまで興味がなかった分野にも詳しくなれます。調べた知識が、自分の生活に役立つことも少なくありません。

給料が決まっている会社員と違い、文字単価や受注数を上げれば収入を増やせます。私も最初は文字単価0.2円でしたが、スクールで学んで記事の質を上げたことで、文字単価1円の案件を継続して受注できるようになり、ランク王ではゴールドランク(文字単価1.6円)まで上がりました。

一方で、きついと言われる理由もあります。事前に知っておけば、理想とのギャップで挫折するのを防げます。
きついと言われるWebライターを続けられた理由は、以下の記事でも紹介しているので、見出しの内容も含めてチェックしてみましょう。

実績がない状態では、高単価の案件に応募しても採用されにくいです。時給に換算すると割に合わないと感じることもありますが、最初は実績作りと割り切りましょう。

クライアントによっては何度も書き直しを求められ、1記事に予定の倍以上の時間がかかることもあります。執筆前にマニュアルを読み込み、不明点を事前に確認しておくだけでも修正は減らせます。

始めやすい仕事のためライバルが多く、初心者歓迎の案件には応募が集中します。ポートフォリオを用意したり、得意ジャンルを持ったりして、他のライターと差別化しましょう。

相談できる相手がいないため、悩みを一人で抱え込みやすいです。SNSでライター仲間とつながったり、オンラインのコミュニティに参加したりするだけでも、続けるモチベーションになります。

始める時点ですべてを持っている必要はありません。仕事をしながら少しずつ身に付けていきましょう。

Webの読者は、必要な情報を素早く探しながら読みます。結論を先に書く、一文を短くする、専門用語をかみ砕くといった工夫で、誰が読んでも迷わない文章を目指しましょう。

記事の質は、リサーチで決まるといっても過言ではありません。検索上位の記事だけでなく、公的機関のデータや書籍などから一次情報を探し、複数の情報源を比べて正しさを確かめましょう。

構成とは、見出しや話の順番を決める記事の設計図です。構成がしっかりしていれば執筆中に書き詰まりにくく、読みやすい記事になります。上位記事の見出しを参考に、構成を作る練習をしてみましょう。

SEOとは、検索結果で記事を上位に表示させるための対策です。キーワードの選び方や見出しへの入れ方、検索意図の読み取り方を知っておくと、クライアントに求められる記事を書けます。

AIを使えば、リサーチの整理や構成案の作成、見直しを効率化できます。ただし、AIに丸ごと書かせた記事では差別化できません。自分の経験や一次情報を加え、AIに任せる部分と自分で書く部分を使い分けましょう。

Webライターとして成功するのに必要な、5つのステップを詳しく解説していきます。今までの内容を拝見して、Webライターに向いていそうだと感じたら、次の5ステップで始めてみましょう。

Webの文章には、結論から書く、見出しを付ける、キーワードを入れるといった独自のルールがあります。本やYouTubeなどで基本を押さえるだけでも、他の初心者と差が付きます。独学が不安なら、Webライティングスクールを利用するのも一つの方法です。

ポートフォリオとは、自分の実力をクライアントに見せるための作品集です。実績がなくてもサンプル記事があれば採用されやすくなります。おすすめはブログを開設することで、書く習慣も身に付くので一石二鳥です。

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトには、初心者向けの案件も多く掲載されています。プロフィールに得意ジャンルやポートフォリオのリンクを載せておくと、クライアントの目に留まりやすくなります。

最初は単価よりも、実績作りを優先しましょう。提案文はテンプレートを使い回さず、なぜ自分がその記事を書けるのかを案件ごとに具体的に伝えることが大切です。

継続案件があれば、案件を探す手間が減り収入も安定します。納期を守り、修正に丁寧に対応して信頼を積み重ねたら、より高単価の案件への応募や単価交渉にも挑戦してみましょう。

最後に、よくある質問に答えていきます。Webライターとして活躍したい方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

なれます。資格は必要なく、パソコンとインターネット環境があれば誰でも始められます。私も重度のコミュ障で、言葉が思い浮かばない状態から始めました。まずは一記事書いてみましょう。

情報をまとめるだけの記事はAIでも書けるため、そうした案件は減っていくと考えられます。一方で、自分の経験や取材による一次情報、読者に寄り添った文章は人にしか書けません。AIを道具として使いこなせるライターが求められていくでしょう。

作業時間や文字単価、受注数によって大きく変わります。初心者のうちは月数千円〜数万円ほどが目安です。たとえば文字単価1円で月5万円を稼ぐには、3,000文字の記事を月に約17本書く必要があります。単価が上がれば同じ作業量でも収入は増えるので、まずは実績を積んで単価アップを目指しましょう。

始められます。在宅で作業時間も自分で決められるため、家事や育児、学業の合間に取り組みやすい仕事です。ただし、未成年の場合は保護者の同意が必要なサービスもあるので、利用規約を確認しておきましょう。

すぐにやめる必要はありません。向いていないと感じる原因の多くは、経験不足によるものです。まずは半年〜1年ほど続けてみて、それでもつらければ他の仕事を検討しても遅くありません。

Webライターに向いているのは、文章の才能がある人よりも、書き詰まりながらでも続けられる人です。紹介した特徴に当てはまらなくても、必要な力は続けるうちに身に付きます。迷っている方は、まずブログで書く習慣を身に付けることから始めてみてください。
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プロフィール
サイト管理者
品田 裕希
1994年生まれのWebライターで東京農工大学出身。メカマスター(修士)を目指すも日本語が全く使えず、初めての就活で無い内定になり休学した苦い経験を持つ。
重度のコミュ障でありながら、2019年6月からWebライティングを始め、2022年7月には最高月収25万円を達成した。
水泳とスキューバダイビングが趣味。将来はダイブマスターになることを夢見ている。現代文の達人である南極老人に憧れを抱いている。
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